故マイケルジャクソンの邸宅兼遊戯施設「ネバーランド・ランチ(現:シカモア・バレー・ランチ)」が彼の死後およそ10年の月日を経て売却されたと12月24日に報じられました。ネバーランドといえば一時期世間を賑わせたこともあり、多くの人がご存知ではないでしょうか?
今回は気になる購入金額やその購入人物、また今後ネバーランドがどうなるのかを既存の情報から考察してみました。
・ネバーランドの購入金額は?
マイケル氏の死後、2015年の5月に当初1億ドルで売り出されましたが、なかなか買い手が付かず、希望価格は下がっていき2017年2月には希望価格は6700万ドルまで下がりました。その後も買い手は付かず2019年2月には提示価格は3,100万ドルに引き下げられましたが、それでも買い手は付かず、2020年12月24日に2200万ドル(約22億6600万円)で購入することに合意したとの報道がありました。
・ネバーランドを購入した人物は?
今回2200万ドルでネバーランドを購入したのは、マイケル氏と交流があったロン・バークルという人物。
ロン氏は小売、製造、流通の投資を専門とする投資会社Yucaipa Companies(ユカイパ社)を設立した人物です。
また、アイスホッケーのチームであるピッツバーグペンギンの共同所有者としても係わりがあるようです。
・購入されたネバーランドは今後どうなる?
ネバーランドの今後ですが、AFP NEWSで以下のようなことが語られています。
購入者のバークル氏は、米モンタナ州を拠点にスーパーマーケットから娯楽業界まで幅広い投資を行っている実業家だ。広報担当者は「不動産開発投資の機会」とみて購入したことをAFPに明かした。 引用:AFP BBNews
ロン・バークル氏のユカイパ社は過去にも買収したスーパーマーケット等をその後売却しており、広報担当者から不動産開発投資のための購入と語っていることから、今回も後々売却による収益をあげることを考えている可能性があります。
不動産開発というと、ネバーランドは約1100ヘクタールに邸宅やゲストハウスなどの建物にテニスコート、動物園などが併設されており、このような設備から見てリゾート施設として再開発されるのではないかと個人的には考えています。
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